サービス開始から7年目を迎え,11月にはRWCが日本で開催されるなど,さらなる盛り上がりを見せるMMORPG「
ラグナロクオンライン」。8月末にはMMORPGとしての進化を図るため,テストサーバー
「SakrayJ」を設置。韓国ですでに実装されていたリニューアルプランを日本のプレイヤーに触ってもらい,意見を募ろうという
「ラグナロクオンラインエボリューションプロジェクト」(以
下,エボプロ)が実施され,プレイヤーからの意見は,「SakrayJ」の内容に関して厳しいものが多かった。
そこで,エボプロ第1期テストの真相とその後のロードマップやスケジュールについて,ガンホー?オンライン?エンターテイメントのゲームサービス部一課
廣瀬高志氏と,ゲーム事業部オンライン本部長
飯野平氏に話を聞いてきたので,その内容をお伝えしよう。
第1期テスト以前から進んでいた,Gravityとの協議
ゲーム事業部オンライン本部長
飯野平氏 天上碑 RMT
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4Gamer: 本日はよろしくお願いします。それではまずエボプロの第1期テストについてお聞きします。
もともと,韓国SakrayRを100%そのまま実装するつもりはなかった,というお話はありましたが,実際にここまでプレイヤーからの反応が
良くなかったというのは,予想のうえだったのでしょうか?
飯野平氏(以下,飯野氏): そうですね。今回エボリューションプロジェクトを立ち上げる前に廣瀬のチームで社内テストをしていて,やっぱりかなり違うよねというところがありました。実際に,このリニューアルのプロジェクトに関して言うと,それこそ昨年の
mabinogi RMT
今ぐらいの時期から韓国のGravityとずっと,リニューアルとはどういう内容なんだという把握から始めて,話をしていたのです。
それで,年明けの2月ぐらいに大きめのミーティングをしたときに,意識にかなりのズレがあることが分かってきました。
4Gamer: それはどういうズレですか?
飯野
氏: 具体的には,韓国のプレイヤーさんが望んでいるものと,日本のプレイヤーさんが望んでいるものには差があると感じ,Gravityと何度か話していたのですが,Gravityにも彼らは彼らで考えているラグナロクオンラインというものがありました。それは,韓国のプレイヤーさんが望んでいるものであったり,グローバルな展開を考えてのことだったりしま
す。
それに対して,私達は運営として意見を出していたのですが,運営だけではなく,日本のプレイヤーさんからの生の意見がGravityにちゃんと伝わるようにするため,第1期テストを実施しました。つまり,韓国でテストされ,実装された「SakrayR」をそのまま日本で入れようという考えはまったくなかったからです。ですので,第1期の結果や意見が想定内かど
うかと言えば,これはある程度想定はしていたものでした。
廣瀬高志氏(以下,渡瀬氏): そうですね。ただ,プレイヤーさんの反応の早さ,反応の大きさという意味では,ここまでとは想定できませんでした。結果としては,私達が韓国のSakrayRと呼ばれていたものをプレイしたときに感じた「日本のプレイヤーのニーズと
ファイナルファンタジーXI RMT
はちょっと違うんじゃないだろうか」と思っている部分と,実際にプレイしてもらったプレイヤーさんとの感覚が近いものだったので,それをGravityに伝えるという目的に適うものになりました。
4Gamer: なるほど。そういった日本人のニーズと比較して,違和感を覚えるプレイヤーが多かったからこそ,テスト開始直後にサー
ELSWORD RMT
バーから人が減ってしまったのかもしれませんね。それにしても早い段階でのあまりの減りようにビックリしました。
飯野氏: 我々もそれを見て,やはり早急に日本のプランを出していかなくてはならないとより強く感じました。実は,ちょうどこの件についてGravityに日本からのプランも提示することができたので,今回,イ
ンタビューを設けさせていただいたのです。
4Gamer: なるほど。Gravityとの協議も終わり,リニューアルについては,これからが本番といったところになるわけですね。
飯野氏: そうなります。今回Gravityとゲームの根本部分に関してこれだけ話をしたというのは,……これまで,そんな
になかったですね。
ゲームサービス部一課
廣瀬高志氏  |
廣瀬氏: 通常のアップ
デートでは,内容に関しての調整や日本のプレイヤーさんの趣向,中に潜んでいるイレギュラーな動作などに対して詳しくチェックし,こういうところを変えていきましょうという提案を,常にしています。しかし,そもそもの根本の仕様,デザインから「日本ではこうしていきたい」という主張を,プレイヤーさんの意志が伴った状態で行ったという意味では,今回の
プロジェクトが初になります。
4Gamer: そうだったんですか。では,これまではアップデートのローカライズ程度のものだったのでしょうか。
廣瀬氏: いえ,もちろん日々のプレイヤーさんからの報告などに関しては伝えています。ただ,ラグナロクオンラインの根幹の部分に触れて
いくという意味では,いままでにない規模で話し合いを行っているということです。
4Gamer: ちなみに他国のラグナロクオンラインのパブリッシャーは,あまりこういうことをしないというか,そういう意見をあまりぶつけることはないのでしょうか。
飯野氏: アップデートに関して
は,各国パブリッシャーさんもいろいろお話をされていますよ。グローバルマップの実装やその国のニーズを取り入れたりしていますし,それぞれのコンテンツに関しても個々で修正しながら実装していくということもある状況です。ただ,根本の部分についての話でいくと,まず韓国で実装されたものを,グローバルバージョンとして完成させてひと段落つく感じです
。
4Gamer: 韓国で実装されて,そして各国へローカライズ版が実装されていくわけですね。
飯野氏: そうです。そして今回のリニューアルプランについても,グローバルな展開として動いているのですが,SakrayJを実施している日本に,次に実装される可能性が高いと思っています。
4Gamer: 韓国,日本の順なんですか。
飯野氏: はい。つまり現状は,次のフェーズとして日本にどういう形で実装しようかで止まっているところで,私達がGravityに対して要望を出した直後なので,その先のフェーズには進めていないという状況になります。
もちろん海外のパブ
リッシャーも早く3次職を入れたいでしょうし,その次のアップデートということもあるので,そんなに待っていられないでしょう。
ですので私達も早急に第1期テストを行い,2?3週間で日本側の要望をまとめて話し合い,今はGravityでもその内容を検討してもらっている……といった状況です。
第1期テストの内容すべてが否定されたわけではない
4Gamer: 新しいリニューアルプラン自体は,まだ具体的な形にはできていないんでしょう
か?
引用元:FF11 RMT